木
27
5月
2010
翻訳会社が主催する勉強会が続かない場合の理由・・・
勉強会を継続的に続けてらっしゃるところは別だが、と断っておきますが、翻訳会社が主催する勉強会が続かない理由があります。
「特許翻訳(特許翻訳でなくてもいいが、なぜか特許翻訳という場合が多い)の勉強会を始めます。ご興味のある方は~までにお申込み下さい」というメッセージがその会社のホームページに掲載される。
ときどき特許事務所主催という場合もあるみたいですが・・・。
だけど1~2回開催されて、それ以降、その会社のホームページには勉強会に関するお知らせが消える。
この理由は、ずばり「お金にならないから」である。
逆に勉強会が続くのは、翻訳会社(または特許事務所)がその勉強会の参加者を将来の翻訳者として採用するといった具体的な結果が伴う場合である。
翻訳会社(特許事務所)も会社なのだから利益が上がらない限りなにも続かない。利益が出ない企画を会社が主催するはずがない。
続くのはちゃんと授業料を徴収する翻訳学校に近い勉強会である(勉強会という限りは限りなく無料に近いはずであるが・・・)。
それと、続く勉強会はシラバスが少なくとも1年間分ぐらいは前もって作成されている。だから毎月開催できる。
それでなければ、主催者さんがよっぽどボランティア精神に富んでいるかである(そもそも利益を出すことが目的である翻訳会社が自社にとって利益にならない無料に近い勉強会を開催するのは無理がある)。
もしくは、翻訳会社主催ではなく、翻訳者さんが集まって皆で勉強会を主催しようという場合なら続けられると思う。
翻訳会社や特許事務所にとれば、勉強会やセミナーは営業活動でしかない。会自体は赤字でも結局クライアントを見つけるとか、低価格で引き受けてくれる翻訳者を見つけるとか目的が存在するのである。
セミナーを開催するのは、翻訳会社や特許事務所だけではなく、弁護士事務所、行政書士事務所、会計事務所、コンサルタント等、皆目的がある。そうクライアントを見つけることである。
セミナー自体は赤字でもいいのである。クライアントさえ見つかれば。
ただ単に、趣味では続けることができない(ボランティア精神の強い方の中には、儲けを度外視して続けてらっしゃる方もいるようですが)。
と色々書いてみましたが、実は、自分に対する戒めみたいなもので、弊社は、勉強会は考えていませんが、セミナーは企画しています。そのために資料を作成しているのですが、大作になりそうで最低1カ月ぐらいは作成時間が必要になってきます。
上述のように、ただ単純に勉強会は開催しないと思います。具体的な目的を持って開催します。その目的を公表することはないでしょうが・・・。
セミナー会場をお借りした方がいいのか、Ustream のようなメディアを使ってオンラインで開催すればいいのか思案中です。
テキストは恐らく無料でダウンロードできるようにすれば当方がプリントアウトして資料を配布する必要はなくなくかと思います(コピー代だって相当なものですしね)。
翻訳会社ですので、作業の大半は翻訳したりチェックしたりすることに費やされるので、資料作りは暇を見つけて行っているわけです・・・。
でもボランティア精神だけで勉強会を続けるって、じゃ一体いつ仕事してるの!?
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