木
22
7月
2010
翻訳会社(弊社)のトライアルって何をしてる?
本日は、翻訳会社が行っているトライアルに関して書きたい。ただしお断りしておきますが、あくまでも弊社で行っているトライアルと私が受験したことがあるトライアルに基づいて少し推測も加味されます。
弊社の場合、書類審査に合格しないことにはトライアルは実施されない。
で、そのトライアルであるが、和英の場合、大体600~800文字(もうちょっと多い?)ぐらいなので、出来上がりの英単語は、ドから300~400ワード(誤差はあると思いますが)ぐらいになると思う。
だから2~3パラグラフだろうか?
であるからして、履歴書、職務経歴書、その他の書類、トライアルの内容で合否が決まるわけである。
ちなみにトライアルでお願いする分量は、常識的に考えて無料でやってもらって問題ないだろうと思う分量に設定されている。
A4の2~3ページを無料でトライアルしてください、ってちょっと常識外れてると思うし、基本的に無料でやっていただくのであまり大量の文章はお願いできない。
以前、お願いした翻訳者さんは今まで無料でトライアルばかり受けてきたが実際に仕事につながらないので無料ではやらない、と主張された翻訳者さんがいらっしゃった。こういう場合は、短かそうな案件を有料でお願いしたりする。
だから、無料のトアイアルは受検しません!というポリシーをお持ちの翻訳者さんは堂々とお自身のお考えを表して問題ないと思います(というか弊社では問題ありません)。
ただし、それでは不合格ですと言われる場合だってあるだろうし、無料のトライアルでも営業経費と考えれば、無料サンプルを配っているようなものと考えられないこともないかな?どうだろう?
トライアルの評価は、ぱっと見た感じであることが多い。ほとんど特許翻訳のトライアルなので使用する単語やフレーズが決まってくる。だからそれらの単語やフレーズが使われているかをチェックする。クレームの翻訳の場合は、見た目も重要。和文がごちゃごちゃと書かれてても英文ではきっちりまとめる場合があるが、そんなのも評価する。別にごちゃごちゃのまま訳してあっても評価を下げたりはしないけど。
それと訳文を読んでみて、「この翻訳者さんは原文を良く読んだんだろうな」という印象があれば高評価につながる。
そんでもってたった400ワードほどのトライアルなんだけどお返事するまでに1~2カ月かかる。
なぜかと言うと、業務優先で行っているので、トライアルは優先されないからである。無論、急募の場合は別だが・・・。
お返事に時間がかかる他の理由は、合格ボーダーだけど、ひょとしてこの応募者さんにお願いできる案件の依頼が来るかもしれないので、ちょっと引っ張ってみようと思うことである。
その他の理由は、この技術分野の需要がないのだけど、ひょとしてこの応募者さんにぴったりの技術分野の案件の依頼が来るかもしれないので、ちょっと引っ張ってみようと思うことである。
大きな翻訳会社だったらトライアル専門の部署とか人がいるから短期で終わっちゃうだろが、弊社はそんな余裕がない。
実は、トライアルはやっていただかなくても、履歴書や職務経歴書を読めば大体その翻訳者さんの実力は分かるものである。こっちもプロだしそれぐらい分からないとね。
ただし、経歴、経験も申し分なし、トライアルも問題なしという翻訳者さんにいざ案件をお願いすると、なんかもう1つという場合もあるから、プロだからそれぐらい分かると言っておきながら僕の判断もいい加減なところがある。
トライアルというかご応募いただくときに困るのは、弊社が扱っている言語とはまったく異なる言語ペアで応募される場合である。この人適当に多数の翻訳会社に応募してるんだろうなと思う。評価はこの時点で低くなる。応募方法は必ずどこかに説明されているはずだし、分からなければ、問い合わせをして、それから応募するほうがよっぽどいいと思う。
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