24

8月

2010

inferentially claimed component

タイトルの「inferentially claimed component」について今回は真面目に書きます。

 

「inferentially claimed component」とは、クレーム(請求項)には記載されてないけど、当然備わっていてしかりの構成要素のことである(←かなり大雑把に言って)。

 

例えば、なにか装置があったとして、そのクレームが、

 

xx装置、comprising:

~手段;

~手段;および

~という場合、電源を止めるxx制御手段。

 

このクレームを英訳する場合、

 

An xx apparatus, comprising:

xx means;

xx means; and

xx control means for stopping the power supply when xxx.

 

と訳せるが、このクレームを

 

An xx apparatus, comprising:

xx means;

xx means;

power supply; and

xx control means for stopping the supply of power from the power supply when xxx.

 

↑あんまり良い例ではないかもしれません。

 

原文には「power supply」とは記載(recite)されていないが、inferentially claim すると「power supply」を構成要素として列挙するというものである。

 

かましてやったぜ!と翻訳者としては小さく(元ジャイアンツの桑田投手のように)ガッツポーズをするのだが、出願人さんとすれば「power supply」を備えていない装置(そんなのあるかな?)も含めないなら、このinferentially claimは不必要だと言える。

 

少なくともパリルートで出願するなら「クレームに書いていることを忠実に訳しました」では翻訳は終わらないと思う。また、infer するなら翻訳者は担当弁理士と相談すべきである。翻訳者独断で翻訳してはいけない。

 

ちょっと真面目に書きすぎていつもの倍疲れました。

 

本日、お腹が痛くて早退したのですが、妻に「昼どうする?カステラ?うどん?」と尋ねられました。我が家ではカステラとうどんが同系列なのです。

 

なお写真はドーナツです。  

株式会社MK翻訳事務所

特許翻訳、リーガル翻訳、ビジネス翻訳

541-0047 大阪市中央区淡路町3丁目4番3号 仁商建物 3階

TEL: 06-6202-9201

FAX: 06-6202-9202

 

twitter: @MKtranslation

twitter: @MKtranslation_b

 

コメントをお書きください

コメント: 0

  • loading